BlueprintLab Guide
A4で作ったのに、入稿データはA4より大きい? 「塗り足し」のぶんです
A4は210×297mm。でも上下左右に3mmの塗り足しを付けるなら、データ全体は216×303mm。印刷では「完成サイズ」と「入稿サイズ」が同じとは限りません。
A4仕上がりでも、データは216×303mmになることがあります
背景を紙の端まで印刷したい場合、断裁のわずかなズレで白い縁が出ないよう、仕上がり線の外側まで背景を伸ばします。これが塗り足しです。
たとえば上下左右3mmなら、A4の210×297mmに左右6mm・上下6mmを足して216×303mm。もちろん塗り足し幅は印刷所や商品ごとに違うので、3mmはあくまでよくある例。最終的には入稿先の指定を見ます。
背景は外へ。文字とロゴは内へ
塗り足しは外側へ伸ばすための領域ですが、文字やロゴは逆に仕上がり線から少し内側へ置きます。断裁がわずかにずれても、切れて困る情報を守るためです。
この内側の余裕が安全域です。背景画像と本文を同じ感覚で端へ寄せない、というだけでも入稿事故は減ります。
300dpiにしたいなら、先にmmを決めます
DPI/PPIは物理サイズとピクセル数を結びつける数字です。塗り足し込みのmm寸法が決まってから、必要なDPIでピクセル寸法へ変換します。
画像ファイルのメタデータを300dpiへ書き換えるだけでは、元のピクセル数は増えません。「300dpiと表示されている」ことより、仕上がり寸法に対して十分なピクセルがあるかを見る方が大事です。
最後はPDFのページサイズを見ると早いです
画面を200%に拡大してきれいに見えても、ページサイズそのものが違っていれば入稿サイズは直りません。PDFなら、仕上がり・塗り足し・トンボと一緒にページ寸法も確認します。
冊子ならページ数が4の倍数か、表紙を含むか、面付けを印刷所側で行うかも別チェックです。印刷は項目が多いので、一つの「サイズ確認」に全部まとめない方が分かりやすくなります。